ADコントローラ
ADコントローラ
電気料金の仕組み
デマンドコントロールの役割
  「ADコントローラ」の特徴
  サポート体制
補償システム
  導入効果
 
 ADコントローラ

デマンドコントロールシステム 『ADコントローラ』
どのお客様も、電力料金はコスト面で大きなウエイトを占めている事と思われます。
省エネとコスト削減は、電気をいかに上手に効率よく使うかが最大のポイントとなり、そのためには電気料金の仕組みを理解したうえでの対策が必要といえるでしょう。
電力は電力会社との売買契約で成り立っており、その契約電力はその月を含む12ヶ月の最大デマンドで決定される仕組みとなっています。
つまり大事なポイントは設備の稼動を工夫して最大電力を抑え、契約電力を減少させることです。

しかし稼動の工夫といっても、コンピューターや照明機器では難しいでしょう。 そこで今主流になっているのが、空調機器を自動制御するデマンドコントロールというシステムです。
その上、契約電力を一気に押し上げているのが空調機器ですので、省エネ効果やコスト削減にも大いに期待できるのです
電気料金の仕組み

契約電力の決定方法
ひと月を30分づつ区切り、使用電力を測定します。
そこでいちばん高い30分が当月の最大電力(最大デマンド)となります。
その繰り返しの中で、一年間の最大デマンドが契約電力となります。

*このとき最大デマンドが500kW以上の場合は、電力会社との協議のうえ決定します。


電気料金の算出
電気料金図電気料金はどの契約・種別においても
「基本料金」と「使用電力量料金」で構成されてます。

「基本料金」 契約電力×基本料金単価

「使用電力料金」 実際の使用量を基に1ヶ月単位で
            季節・時間等に合わせて課金

 

デマンドコントロールの役割

最大デマンドのピークはエアコンがフル稼働する夏場の時期であり、空調機を使用しない春・秋の電力使用量が少ない時期に最大デマンドが下がっても夏場のピークの基本料金を12ヶ月分支払い続けることになります。
 一年たってそれより下回れば契約電力は下がりますが、だいたいピークは毎年同じ時期になります。
したがって基本料金は高い設定のまま支払わなければなりません。
そこで、空調機を上手にコントロールすることで夏場(冬場)の最大デマンドを抑えることにより、基本料金を11ヵ月分引き下げ、使用電力料金も削減します。
電気使用量例 グラフ2

従来のシステム
従来の装置は、ピーク電力カットのために開発されました。
デマンド値を設定して、目標電力に向けて制御を開始します。
しかし、時限の前半ではまったく制御を行わず、時限の後半でまとまった制御を行います。
電力を使いすぎた場合、空調機の運転時間は短くなり、不快感が発生する場合があります。
 

「ADコントローラ」の特徴

省エネ機能
従来のピーク電力カットから使用電力量削減へ
   
   空調機個々の使用電力を常時把握し、
   設定した節減率にもとづき確実に使用電力を節減するので
   制御電力にムラがなくゆるやかな制御となります。

かつ、最大需要電力を監視しておりますので最大デマンドを引き下げます。

1)月々の基本料金を低減  
2)月々の空調機にかかる使用電力量料金を低減
「基本料金」「使用電力量料金」をダブルで低減可能。

快適コントロール
3分間という短いサイクルで空調機を順次停止させます。
室内温度は若干変動しますが、人間の感覚的には通常気付かない範囲内でコントロールさせ快適性を損ないません。

▼空調機制御による温度変化の例
空調機設定温度28℃・測定箇所66ヶ所
非制御時平均室温 27.6℃
制御時平均室温   28.0℃   差異0.4℃

制御のイメージ(20%制御の場合)

省エネリース
節減された電気代のなかで毎月のリース代を支払い、かつ利益が残る方法。

特許取得
 【特許取得 第3037950号】

「デマンド制御方法及びデマンド制御装置」に関して特許を取得しております。


各電力会社の公認システム
他の節電機器のようにトランスの変更、電圧調整は一切しませんので安心してお使いいただけます。
また、電力会社の公認のシステムですので本機器の設置を申請すれば、
翌月の検診日より契約電力の変更(基本料金の引き下げ)に応じてくれます。
 

サポート体制

SSK中央管理センターにて各コントローラーを24時間監視しています。

保守内容
機器のメンテナンスは、年1回メーカー技術者ががお伺いし、機器状態のチェックを行います。
24時間サポートシステムにより異常通報等があった場合は、随時ADコントローラが正常運転となる様復旧致します。
その他諸設定(契約電力の増減)等の変更が必要な場合、SSKメンテナンスセンターより遠隔操作で変更作業を実行します。
導入月より半期に一度SSKメンテナンスレポートとして削減効果の検証報告書を、月報年報にてお送りします。
 

補償システム

もし、ADコントローラが故障したら・・・

非制御状態になりますが空調機は運転を継続します。
ただし、通常運転に戻るため契約電力が変更となり基本料金がアップしてしまいます。

「営業継続費用保険」(東京海上火災保険)で機器の故障による基本料金の補償システムを構築。

さらに「基本料金」「使用電力量料金」の提案節減額を機械の故障有無にかかわらず、全て補償します。

*使用電力量料金については15%の免責を設けます。
  (電力使用状況などの変化を考慮して)





引き受け保険会社:
東京海上火災保険(株)

 

導入効果

効果があるお客様
空調機出力(容量)の合計が70KW以上。
圧縮機出力の合計が大きい程、節電メリットが大きく出ます。
(小規模のお客様には姉妹機「アースコンシャス」システムがあります。)
空調機(圧縮機)の設置台数が5台以上
各空調機を総合的に制御するため、圧縮機の台数が多いほど制御による温度変化がなくなり、部屋の環境がより快適となります。
集中冷暖房をしていない場所
1台の機械で建物の全体空調をしていない場所。

無料で電力使用状況を調査・診断させていただきます。
それに基づき提案書を作成させていただきますので、具体的な数字を基にご検討下さい。

効果例
空調設備を電力で稼動させており、且つ大規模な施設に効果があります

施 設
制御台数
引下電力
年間節減金額
ショピングセンター
11台
130KW
3,072千円
病院
22台
46KW
2,080千円
ホテル
25台
80KW
2,640千円
ホームセンター
69台
100KW
3,528千円
オフィスビル
20台
50KW
1,510千円
学校
70台
120KW
3,570千円
遊技場
16台
120KW
2,824千円
工場
120台
360KW
7,720千円
 
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